最終話「ストラトス・フォー アドヴァンス CODE:208」のアフレコを終えられたキャスト、スタッフの方々にメッセージを頂きました!
本庄美風役
かかずゆみ
久しぶりに集まったメンバーなのに、全然久しぶりな感じがしなかったです。今までにつちかってきた、良いつながりを感じました。 印象に残っているのは、やっぱりTVシリーズの第2話で、美風が飛行場のラインを越えたシーンです。あの時、風が吹いたのは偶然ではなかったんでしょうね。 今までのシリーズを振り返って、美風たちは成長したなあと感じますし、私自身も成長できました。これからも一緒に成長していきたいです。
TVシリーズが終わって、OVAとして続いてきましたが、毎回アットホームな自然な雰囲気で、とても楽しい現場でした。今回も、つい先週もアフレコをしたみたいな感覚でスタジオに入りました。 シリーズの最初のときから、下地島の風景がすごくきれいだなと思っていたんですけど、ファンディスクでは実際に下地島に連れていっていただきましてありがとうございます(笑)。そのあとのアフレコで、実際の下地島の風景をそのままアニメで再現しているということがわかって感動しました。 もう最終回になってしまったんだとへこみつつ、また次があるのではないかと期待しています。そのためにも応援よろしくお願いします。
菊原香鈴役
折笠富美子
中村彩雲役
園崎未恵
今まで彩雲を演じていた、同じ事務所の菊池志穂さんが産休のため、私が代役として呼ばれたんですが「これで最終回なの?」と動揺しております(笑) 3年間続いてきたシリーズということで、ほかのキャストの皆さんの団結のようなもの感じられて、私が突然入っていくのは厳しいんじゃないかと思っていたんですが、わざわざ志穂さんが座っている席に私を座らせていただいたりと、とても皆さんに良くしていただきました。 今回の収録前に、今までのシリーズのDVDを全部見させていただいたんですが、私はSFとかメカものが好きなので「かっこいー!」とお客さんみたいに思ってしまいました。コックピットに入ったお嬢さん方の体勢はどきどきしましたね(笑)。あれってGがかかって腰にきそうな体勢ですが(笑)。 最終回なのに代役として私がやらせていただいて恐縮ですが、ぜひ皆さん応援してください。そして菊池志穂さんが元気なお子さんを生んで、役者として復活するのを待っていてください。
シリーズが始まって3年ということで、もっと昔からやっているような気もするし、あっという間だったという気もします。かかずさんとも「久しぶりに会うけど久しぶりな感じがしないね」と話していました。 静羽は、資格をいっぱいもっているという設定だったんですが、最初はそのことがあまり出てこなかったんです。それでやっとこの設定が出てきたと思ったら、花火師でおっさんみたいな格好をしていました(笑)。今まで作り上げてきた静羽のキャラが壊れた瞬間でした(笑)。 今日録った最終巻は、ばらばらになっていた4人が再集結して「おおっ!」という感じです。そこで静羽はプチ活躍をしているので、期待してください。
土井静羽役
清水香里
青木霧子役
水橋かおり
TVシリーズの時には、私はオペレーター役として出演していたんですが、「アドヴァンス」になって飛行機に乗ることになるとは思わず、びくびくしていたのを昨日のことのように覚えています。 ですが実際に「アドヴァンス」のアフレコをしたときには、自分のことより岡部いさくさんがリアルに出演していることに驚きました(笑)。主役を差し置いて岡部さんの出演が雑誌とかで紹介されていましたし「いいのかな、こんな飛び道具」と思っていました(笑) 今回で最終回なんですが全然そんな感じがせず、嘘じゃないかと思ってます(笑)。みんなが信じていればまた続いてしまうんじゃないかと思っております。
私もオペレーター役だったので、ポスターに載るキャラを演じることになるとは思っていませんでした。この3年間はあっという間でしたね。 美麗はお嬢様でしたが、僕はお嬢様キャラを演じたのは初めてでした。「お嬢」というあだ名までいただき大変喜ばしく思っています。美麗でつちかった「お嬢」を駆使して、これからは大和撫子として生きていこうと思います(笑)。 あと僕は、今回大塚明夫さんのキャラの子供時代をやりました。もう生きているうちに2度とやることはない役でしょう(笑)。 今までありがとうございました、またどこかでお会いしましょう。
立花美麗役
渡辺明乃
二宮磨奈役
寺田はるひ
私もオペレーターとしてTVシリーズの時から参加していたので、そこから数えると3年もたっていることになり、びっくりしています。たとえ収録と収録の間が開いていても、みんなで暖かく一緒にいられる現場だったので、また同じようなメンバーで集まれることを期待しています。 磨奈たち3人は、センセーショナルなデビューのあと大活躍していくのかと思いきや、ずっと先輩パイロット4人の陰に隠れたままでした(笑)。ですが私は、それが逆に面白かったと思っています。その分、特典映像に出演させていただきましたし、今回も「EMOTION+」用の人形劇に声を入れるという、今までにない体験をさせていただきました。 シリーズは終わっちゃったんですけど、きっとまたどこかで会えるような気がしているので、そのときを楽しみに待っています。
シリーズ最終回のアフレコを終えて、「取り敢えずここまできたか」という感じです。あとはダビング作業を待つのみです。私自身の創作活動はこれからも続きますが、この作品で学んださまざまなものを今後の糧にしたいと思います。 思いのほか長丁場になった本作品ですが(笑)、最後まで根気よくお付き合い頂いたファンの皆さん、本当にありがとうございました!
監督
もりたけし
総作画監督
山内則康
「ストラトス・フォー」はキャラありメカありの作品なんですが、結局は下地島の話だったんじゃないかと思います。取材だけではなくプライベートでも行ってしまいましたが、やはり下地島の世界を描いた作品だったという感想を抱いています。 また私にとっての「ストラトス・フォー」の75%は、監督のもりたけしさんだったという気がします。その人と4年間一緒に仕事できて得るものが大きかったです。
このアニメの主役は4人いるんですが、個人的には香鈴の話を最後までできればと思って関わっていましたので、今回その話に結末が一応出たので良かったと思います。その辺りを見ていただきたいですね。 TVシリーズが終わったあと、OVAで10本もつくってしまったのですが、ずっと買っていただいた方ありがとうございました、おかげさまでここまで来られました。こういう世界観の作品はほかにないので、同じ世界観を使ってまた別の作品をやりたいなと思ったりもしています。
プロデューサー
飯塚智久
プロデューサー
杉山潔
これだけ個人的に飛行機ネタで楽しめた作品はないので、終わってしまうのがとても淋しいです。ですが最終回にふさわしい作品になったと思います。 この作品はキャラクターたちのドラマも見所ではあるんですが、ほかでは絶対にやらないような飛行機の描写を、なくても話は成立するのにあえてやっているのが好きでした。私も飛行機マニアとしてその点で少しはお役に立てたのかなという気がしますし、ファンにもその面白さが伝わった気がします。 スタッフやキャストの皆さんには和気藹々とやっていただいて、岡部いさくさんや原型師の二宮茂幸さんといった方々にもこの作品に好意的に関わっていただくことができましたし、皆さんと共有できた時間が楽しかったです。ファンの皆さんにも最後までつき合っていただいて無事最終回を迎えられたことにより、スタッフやキャスト、そしてファンの一体感がある作品になったと思います。
(C)2003スタジオ・ファンタジア/「ストラトス・フォー」製作委員会
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